PROFILE

日々の暮らしの中に息づく、記憶のかけらや心の機微──
私は、日本画の静けさと余白の美を通して、それらを丁寧にすくい上げ、画面にとどめていくことを作品世界の核としています。
大学では本格的に日本画を学び、出産・子育のため筆を離れていた時期を経て、2010年より制作活動を再開。以降、日展・日春展を中心に発表を重ね、2019年に日展特選、2021年に日春展奨励賞を受賞しました。
母の死をきっかけに、絵は私にとって「記憶と心をつなぐ手段」となりました。
命の継承や内なる再生といったテーマに向き合い、静かな祈りを込めた作品づくりを続けています。
また、小品では猫や草花をモチーフに、どこか懐かしく、心が和らぐような作品にも取り組んでいます。
心に残る一枚を届けるために
────これからも描き続けていきます。
土岐佳子 Nihonga Artist|Yoshiko Toki
1964 愛知県名古屋市出身
1987 金沢美術工芸大学日本画専攻卒業
1989 金沢美術工芸大学大学院
日本画専攻 修士課程修了
現在 日展会友/日春展会友
京都日本画家協会会員
滋賀県大津市在住
⸻主な画歴・受賞歴
1985 第20回日春展 初入選
(以降23回入選)
1986 第18回日展 初入選(以降19回入選)
1987 金沢美術工芸大学
卒業制作大学買上げ
1993 第7回青垣2001年日本画展 佳作賞
1994 京展 市長賞
第8回青垣2001年日本画展
日本画大賞,文部大臣奨励賞
1995 松伯美術館花鳥画展 入選(`98)
第1回京都日本画家協会新鋭選抜展
1996 個展 (三越 名古屋栄)
1998 第33回日春展 外務省買上げ
個展 (三越 名古屋栄)
1999 第34回日春展 奨励賞
2000 第35回日春展 外務省買上げ
2001 個展 (三越 名古屋栄)
個展 (三越 新潟)
2010 京都日本画家協会新鋭選抜展
2011 今日の京展
2016 丹波美術大賞特別展
2019 改組新第6回日展 特選
2020 改組新第7回日展 無鑑査
2021 第5回新日春展 奨励賞
⸻主な収蔵先
・外務省
・金沢美術工芸大学
・名古屋市上下水道局
・名古屋市千種スポーツセンター
・名古屋市東山動植物園
・兵庫県青垣町